暖炉にはじめて火を灯しました。六甲サイレンスリゾートの始まりです。

六甲山麓は古くは大阪城を始めとして多くの城の石材を切り出した場として知られています。積出し港の地名がついた御影石は花崗岩の中でも特に固く、その美しさから最高級の希少な石として世界中から求められています。

明治時代、六甲山は居留外国人たちによってリクリエーションの場として開発され、山荘が建ち、日本で最初のゴルフクラブ「神戸ゴルフ倶楽部」も誕生しました。

昭和に入り、1934年六甲山は瀬戸内海国立公園として、雲仙、霧島とともに日本初の国立公園に指定されました。

この地に1929年宝塚ホテルの分館として六甲山ホテルが誕生し、2007年には国の近代化産業遺産に認定されました。

2019年7月、この歴史を引き継ぎ、「六甲山サイレンスリゾート」として生まれ変わりました。